原作の漫画にはないオリジナルなストーリーが興味深く、これまでの学園でのギャンブルによる争奪戦という感じからギャンブルを否定する勢力の登場という全く違う展開になっていたのがよかったです。また、キャストもドラマと同じになっていたのもよく、主演の浜辺美波をはじめ、森川葵や池田エライザといった演技力に定評がある若手俳優が多く出演していたのでギャンブルのシーンのやり取りに非常に緊迫感が伝わってきて面白かったです。特に浜辺美波の夢子の歓喜する姿が印象的で映画館の大スクリーンで見た時は思わず引き込まれてしまいました。さらに映画のオリジナルキャラクターを演じた福原遥がこれまでの清純なイメージでなく、意外な役どころだったのもよかったです。 30代 男性
“有名な俳優さんが大勢出演しており、演技も振り切っていて見ごたえのある作品でした。
各俳優さんがキャラに会っていて、主演の浜辺美波さんは夢子の何を考えているのかよく分からない雰囲気までそっくりで、可愛い感じの時の夢子もうまく表現されていて表情と声の感じがすごかったです。鈴井役の高杉さんは、鈴井らしくおどおどとずっと叫んでいるキャラを見事に演じていてクスっと笑えて面白かったです。芽亜里役の森川葵さんは、ぶりっ子している表とヤンキーのような裏の顔のギャップをしっかりと演じ分けていて素晴らしかったです。ギャンブルで夢子が見破っていく様はドキドキしますし、やはり美波さんの演技力に脱帽です。何回でも見たいと思える作品です。” 30代 女性
良家のご子息お嬢様が通う私立高校にしか見えない百花王学園が、裏では博打によって支配されているというのが皮肉です。借金が膨らんで「ポチ」「ミケ」などど犬猫扱いされてしまう生徒たちも、格差社会の犠牲者とも言えるのかもしれません。転校生にして驚異の勝ち運を誇るヒロイン、蛇喰夢子を浜辺美波が演じています。これまでは優等生タイプの女子高校生役が多かった清純派女優が、イメージを大胆に一新して驚かされました。腰巾着のように夢子に付いて回る鈴井涼太役、高杉真宙のへたれっぷりにも笑わされます。学食のスイーツが美味しくないと夢子が鈴井に文句を溢す何気ないシーンも、後半の重要な伏線になっているので覚えておいてください。テレビドラマでは敵対していた早乙女芽亜里と夢子がタッグを組むという、映画版ならではの豪華な展開も見逃せません。じゃんけんカード対決からデュアルポーカー、全国生徒参加による支持率争奪戦などより過激になったゲームの数々にワクワクすることでしょう。 30代 男性
原作を知らないままで観たのですが、マンガ的な演出が多くて楽しむことができました。設定からしてあり得ないのですが、そのあり得なさを堂々と突っ走る姿は清々しくてすっかりハマってしまったというのが本音です。ギャンブルのシーンはギャンブルと言うよりも心理戦&頭脳バトルな要素が強いので考えながら観ることができるので飽きることがありません。そして登場する女の子たちがとても可愛い。浜辺美波さんのおっとりした喋り方も良かったですが、この映画に関しては福原遥さんの突き抜けた演技に拍手を贈りたいです。幸が薄そうなキャラと思いきやの後半の顔芸に近い表情の変化は見もので、これがあったからこの作品が印象に残ったと言っても過言ではありません。原作がある作品は難しいと思いますが、実写化成功だと私は思います。 30代 女性
ドラマ版の続きに当たるストーリーで、校風がギャンブルに染め上げられた私立百花王学園の世界観を、鑑賞者が知っていることが前提の作品ですね。そんなギャンブル狂いの学園に、ギャンブルに反対するヴィレッジなる白装束の集団が現れるという面白い展開。それから、個性的な登場人物たちが、これでもかと派手で大仰な演技を見せてくれるところも、この映画の見どころですね。舞台演劇的と言うか、リアクション芸人にも負けないような演出ですが、それがこの異色な作品の世界観の構築な一役買っているようにも見えます。そして主演の浜辺美波さんですが、まだ若い役者さんなのに、可愛らしさの中に狂気が同居していて、とても良い演技で素晴らしいと思いました。 30代 男性
実写版映画としてこれほど成功した作品はこれまでにないのではないかと思ったほど、キャスト、ストーリー、演出、舞台など全ての面においてクオリティーが高いと感じました。賭博のシーンではルールの説明がわかりやすくされていて、見ていてワクワクしたし話にもついていきやすくて最高でした。アニメの実写版ならではの大袈裟に見えてしまうようなシーンでも、演技力の高い役者たちが自然に演じきっていてキャスト陣に実力の素晴らしさを見せつけられたような気がしました。浜辺美波に関しては、こんな狂った役をこなせるのかと特に驚かされました。面白すぎてあっという間に見終わってしまった作品でもあるので、また見返して何度もこれから楽しめたらなと思っています。 20代 女性
実写映画「賭ケグルイ」について、「試される2人の絆」と「どの組が優勝するのか」が良かったと思いました。まず、試される2人の絆についてです。このドラマでは、全校生徒が参加するギャンブルに関するイベントに挑む学園の生徒たちの様子が描かれます。生徒たちは、2人1組でトーナメント形式のギャンブルをすることになり、相手を信じてギャンブルをすることが求められます。ギャンブルを通して2人の信頼関係が明らかになっていくところに新鮮な楽しさを感じながら観ていました。次に、どの組が優勝するのかについてです。生徒たちは、ギャンブルの種類に応じて得意不得意を見せていくため、どの組が買ってもおかしくない状態になっていきます。どの組がトーナメントを勝ち抜くのか、夢中になって観ていました。 20代 女性
実写映画「賭ケグルイ」の良かったところは、「複雑化する生徒たちの関係性」と「村雨は何を企んでいるのか」です。1つ目は、複雑化する生徒たちの関係性です。このドラマでは、ギャンブルを巡って争いが勃発する学園の様子が描かれます。生徒たちは、日々ギャンブルで自分の階級を上げようとしながら、生徒会や敵対する生徒に取り入ろうとするなどそれぞれの野望を秘めて行動を起こしていきます。ギャンブルによって交錯していく生徒たちの気持ちと関係性の変化を面白く感じながら観ていました。2つ目は、村雨は何を企んでいるのかです。生徒の村雨は、学園の中でも随一のギャンブルの腕を持っているにも関わらず、ギャンブルに反対する方針を掲げた組織での活動を進めていきます。村雨がなぜギャンブルをやめさせようとしているのか、謎解きをするような気持ちで観ていました。 20代 女性
学園モノゆえに若手の女優・俳優さんがたくさん出演してらっしゃいますが、皆さん美形なのに顔面が崩壊するのを厭わないまさに体当たりといった風情の演技が素晴らしく、彼らの熱量に圧倒される思いでした。とりわけ素晴らしかったのは主演の浜辺美波さんと、映画版オリジナルキャラクターを演じた福原遥さんです。特に後者は愛くるしい子役時代のイメージが定着していたため、強烈な豹変ぶりに驚愕すると共に、女優さんとしての見違えるような成長ぶりを目の当たりにして感動してしまいました。マンガ版にもドラマ版にも出てこなかったヴィレッジという組織の存在のおかげで新鮮な気持ちでストーリーを楽しむことも出来、全体的に満足度の高い仕上がりでした。 30代 女性
ナチュラルさとはかけ離れた、少々大袈裟なまでの各キャラクターへの「なりきり感」と、マンガ的というよりは舞台演劇を彷彿とさせる演出によって、非常に鮮烈なインパクトとハイレベルのエンターテイメント性を提供していると感じました。また、それが非現実的なストーリーと良くマッチしていました。作中行われているギャンブルはどれも分かりやすいおかげで、進行はかなり速いものの置き去りにされることなく楽しめた点も良かったです。唯一の清涼剤的存在である鈴井さんがなんだかヒロインのような役回りで、甘いマスクも手伝って可愛く思えてきて、見終わった時にはすっかり高杉真宙さんのファンになってしまいました。生徒会との因縁など伏線をたっぷり残した状態で終わったので、続編やドラマ版をはやく見たいと感じました。 30代 女性
おかしな設定の学園の中でサイコパス気味な方々がギャンブルをしていくことを見て楽しむわけですが、漫画原作ということもあるのでちょっと不安もありましたがキャストの個性派演技の迫力はなかなかの評価ポイントになりました。そもそも全員がキャラクターにしっかりとあっているビジュアルという感じにしてきたのでその点にはほぼ満足しています。浜辺美波さんはまさにはまり役であったと言えるでしょう。原作キャラクターにもある感じのギャップというのを上手くでていたのはよかったです。演出も派手というわけではなくド派手なアクションがあるわけでもないのですが原作漫画もそんな感じですし、むしろカメラワークをキチンと漫画のコマ割りみたいな風にやっているのは凄くよい雰囲気に繋がっていました。 30代 女性
アニメ版も原作も見視聴でこの作品を見たのですが、巷でアニメや漫画が実写化した際によく言われている学芸会感というのは全くありませんでした。かなりクォリティが高く上質なストーリーと演出、そして衣装などのキャラクター、本当にすべてが高い基準でまとまっているのはすごいとしか言い表せません。しかもストーリーも盛り上がるところはしっかり盛り上がり、落とすところはしっかり落としていてとてもよかったです。ストーリ的には全然続きが作れそうだとは思うので、もしも出来るのであればまたこの作品の続きが見てみたいと思います。最近また盛り上がりを見せてきているコンテンツなので、まだ見ていない方は今から見てみるのもありだと思います。 20代 男性
アニメ版しか見ていないのですが再現度は中々のものだと思いました。かなり再現度が高く、劇中のキャラクターたちや場所、せりふ回し等かなり原作に寄せている努力を私は感ました。原作愛を感じない実写化が多い昨今の中でここまで再現してくれるような作品は本当に貴重だと思うのでとてもありがたいです。アクション面もかなり良くできていて個人的な意見ではあるとは思いますがそのクォリティはハリウッドにも引けを取らないと思います。キャストもかなり豪華でジャニーズ俳優も起用されているのでそのあたりが好きな人にもおすすめできるいい作品だと思います。激熱の心理戦もあるので、好きな人にはかなり刺さる内容に仕上がっていると思います。 20代 男性
映画では新たなキャラクターが出現します。その一人である「歩火」は物語の中心となるキャラクター。演じるのは福原 遥さん。ドラマゆるキャン△でも主役を演じておりますが、映画では影のある謎の多い雰囲気の役を演じておりとても個性的です。生徒会組織とヴィレッジという反生徒会組織の争いの中で夢子が賭けにどう勝っていくのか、ラストの読み合い合戦はどういう結末になるか予想がつかず、絶対絶命と思われた窮地を夢子がどう攻略していくか、「賭け」系の映画の中でもラストの盛り上がりは必見です。単なる賭け事の勝敗ではなく「賭けに勝つか、勝負に勝つか」そんな展開も映画版ならではの面白さです。また、その物語を盛り上げる他のキャラクターも個性があり、ドラマでは夢子VS敵という物が足りが多い中、映画では学校全体を巻き込む内容なのでどの役のキャラクターも見逃せません。 40代 男性
“映画を見て1番の印象は、演者さんのキャラがアニメとぴったり!今までアニメを好きになって、実写映画も見ることは沢山ありましたが、アニメで好きになっている為実写映画になってなんかちょっと違うと言う物がほとんどでした。でも賭ケグルイの実写映画は、アニメでのキャラクターとマッチしすぎて、映画の方が先だったっけ?と思う程でした。蛇喰夢子はもちろん、1番は皇伊月。アニメの中では特に注目して見ていなかったのですが、実写映画でのどハマりさに、大好きになりました。アニメならではの、完全なリアル感のあるアニメではなかった印象ですが、それを実写化していまう演者さんは流石だなと思いました。
アニメの途中くらいで映画は終わってしまうので、続きをアニメから見ても、全く違和感のない映画だと思います。” 20代 女性