ドラマ版からずっと見てきて大好きな作品なのですが、今回の新キャストとしてコックリを演じた関水渚さんもとても魅力的で、また新たに好きなキャラクターが増えて嬉しくなりました。長澤まさみさん演じるダー子に「私達はなんにでもなれる」と言われ学びを受けて努力をしていくうちに、当主として相応しく聡明な女性にどんどん成長していく姿は素晴らしく、いつものように笑いもたくさんありましたが感動が大きい作品でした。誰かの幸せを願い行動することのできるコックリのピュアさが起こす大きな奇跡が素敵でしたし、ダー子が繰り返し言った「私達はなんにでもなれる」という言葉は、今後の人生の様々な場面で思い出して勇気をもらえるような大切な言葉になりました。
30代女性
だましだまされの続編、プリンセス編。いつもの3人組にヤクザの江口、スケこましの三浦とその他大物俳優が出演。懐かしのあぶないひとがまたいい味出してる。今回は大金だけいただきますという話ではなく、送り込んだ子猫ちゃんも富豪の兄弟もなんだかんだで幸せになったが、これからが子猫ちゃんの真骨頂でしょうね。最後にはあのひとがじつはあの人で~いう流れで、テンポがよく見飽きないうえ「ああ、そう来るか、なるほど」と。やっぱり脚本家の古沢良太さん、才能のかたまりです。あと、別の観点からは芸達者な貴重な俳優さんお二人が相次いでこの世を去ってしまって本当に残念。話に聞くとこの二人特別編も作られるはずだったとか。見たかったなぁ、本当に残念です。
40代女性
連続ドラマからの大ファンです。映画ももちろん、ロマンス編から観ています。長澤まさみさんと三浦春馬さんのファンです。前作のロマンス編から引き続き、主要キャストやゲストキャストが続投していて、連続ドラマからのファンなので見ごたえたっぷりでした。少しの出演で、超豪華な方が出てたのも見どころです。ロケ地のランカウイ島の海がとてもきれいで、背景を見ているだけでも満足感があります。好きなシーンは、ダー子たちが詐欺師として連れてきた偽物のプリンセス、コックリとの別れのシーンです。きれいなランカウイの海を背景に、最初はうなずくしかできなかった少女が、世界有数の大富豪レイモンド家の本物の跡取りとして生きていくことを決意した場面です。コックリの成長がどんどんみれて、最後のシーンでは本当に同じ人物!?と思うくらい、いい顔をしていました。ずっと出演している役も、みんないい役で大好きです。もちろん、プリンセス編だけでも楽しめます。
30代女性
ラストに向けての物語が、冒頭シーンの理解ができるほどに物語が進んでいくのが楽しい内容です。次から次へ場面転換がテンポよくて心地よいです。俳優陣の魅力のある演技。ラストには必ずダー子、ボクちゃん、リチャード、五十嵐のどんでん返しには驚きの嵐です。ダマしダマされつつも両方の駆け引きが、とても楽しくて嫌な感情にはならない、物語ではないのかと感じます。どの俳優陣の表情も豊かで笑顔が素敵です。詐欺師であるがゆえのダー子の執着心を、魅力に感じてしまうのがとても不思議です。長澤まさみさんをはじめする、出演者全員の素晴らしい演技があってこそだと思いました。視聴している側をもダマされてしまうので、見ている方も楽しめる映画ではないでしょうか。
50代女性
コンフィデンスマン達によるシンデレラストーリー。今回のおプリンセス編では、天涯孤独な少女をお金持ちの後継者に仕立て上げ、家族に手切れ金をもらっちゃおうっていう作戦。こんなことすぐバレるだろうに、って思うのに周到な準備をして、まんまと潜り込めた時には、さすがだねって思いました。でも信じすぎちゃって跡取りとしてのお勉強を課せられている時には、あらあらあら??って感じでした。でもそのお勉強をしている天涯孤独だったコックリの楽しそうな笑顔。大変そうだけど、お勉強できることが嬉しいなんて、普通に教育を受けていた私にはわかりづらい感覚。でも教育を受けられていないということは、実際だったら悲しいことなんだなって思いました。物語的には流石の面白さ。ラストシーンの執事がとった行動はビックリしましたが、これもラストのラストでなるほどって思わせてくれるドンデン返しが心地いい作品でした。
40代女性
この映画は2019年に大ヒットを記録したロマンス編の続編である。欲望にまみれた者たちを見事に欺き巨額の金をだまし取るコンフィデンスマン3人組、ダー子とボクちゃん、リチャードが今回は億万長者の遺産を狙う。私は前作に引き続き今作も予想を上回る展開で圧倒されてしまった。最後まで注意深く見ていないと伏線を回収できない流れとなっているのでどのシーンも見逃せない。前作はダー子の頭の切れが非常に活かされていたが今作はレイモンドの方が一枚上手だったように思われた。また、今作は前作よりもキャスティングが一段と豪華である。人気俳優から大御所まで演者層の幅が大きく、彼らが映画の華やかさを演出している点も目が離せない。特にかなりの重要人物であるコックリを演じた関水渚に注目してほしい。初めの登場はパッとしない彼女だったがレイモンド家と関わっていくうちにみるみる美しいプリンセスとなった。その変貌ぶりは圧巻でありまさにサブタイトルにふさわしい人物であると考える。
20代女性
さすがのコンフィデンスマンシリーズ。今回のどんでん返しも見事に騙されました。相変わらずダー子の佇まいと雰囲気とファッションセンスを洗練されていて魅了されました。騙し合いがメインですが、コメディ要素もあり終盤にかけて感動できる。非常にテンポの良い映画だと感じました。一番感動したシーンは三浦春馬さんがエンドロールで出てくるシーン。今までファンではなかったけど、彼の楽しそうにしている役作りの部分では思わず涙が込み上げてきてしまいました。過去のシリーズでの潜在的に感じていた「ありがとう」と言う感情がブワッときてしまいました。次回シリーズからもう活躍しているのを見れないと非常に残念です。ジェシー今までありがとうございました。
20代女性
コンフィデンスマンJP プリンセス編は前作のロマンス編より、さらに楽しめました。ご存じダー子を中心とする仲間が今度はシンガポールの大富豪フーの娘のミッシェルを自分たちで作り上げるというものでしたが、単に詐欺をはたらいて人々を騙すのではなく、人を幸せにするために騙すのはさすがだと思いました。今回はシンガポールやマレーシアなどのロケで美しい景色も印象的でした。映画の中での多くのセリフが英語を使用していたので、国際的に活躍するダー子たちにも好感が持てました。世界を相手にもっともっとスケールの大きな詐欺をはたらいてもらいたいと思います。また今回のキャストも豪華なキャストだったのも映画の魅力を一層盛り立てています。
60代女性
三浦春馬さんと長澤まさみさんのダンスシーンは、圧巻でした。美しくて儚くて、でも話している内容は面白くてきゅんとしました。ミッシェルフウになるために頑張っている姿はとても心打たれるし、なんでもなかった人が王女なるなんて、しかもそれはダー子が全部考えていたことなんて、ダー子の優しさも感じてよかったです。今までの詐欺師たちがこぞって出演しているのでとても楽しいし、江口洋介さんがまた騙されていて面白かったです。五十嵐が一人で奮闘していたり、デヴィ夫人といい仲になっていたりと所々笑いの要素が詰まっていてさすがだなって感じました。長澤さんの高校生姿は可愛すぎました。ミッシェルフウとして生きて行くことを決めたときの決意の表情がとてもよかったです。
20代女性
前作、ドラマ版同様、最強の演技派キャストが最高にコメディタッチな役柄を演じる本作。ストーリー展開が分かりやすく、とても早い。常に騙し騙されの繰り返し、誰がネコちゃんで誰が本当の敵なのか?色々考えさせられて観てて飽きない。毎作品お決まりの赤星(江口洋介)、ジェシー(三浦春馬)との駆け引きも安定感抜群かつ爆笑。最後にモヤモヤが残らない、スカッとする作品。ただ今回のプリンセス編は前作までのコンフィデンスマン同士の騙し合いとは一味違う。大金を奪うことだけがゴールではない。見所は最後の結末にあり、まさかの感動のクライマックスが待っています。それもこれもダー子が作中に発する「私たちは何にでもなれる」という言葉に全てが詰まっている。今までとは一味違うコンフィデンスマンJPになっており、今後の展開にも期待を感じる作品になっている。
20代男性
まず言いたいのは『コックリ役の関水渚ちゃんが可愛いー!!!』メガネ&ボサボサ頭の返信前から、変身後、そして大財閥のトップとしての気品と風格をあわせ持つまでに成長…!こてぞ和製マイ・フェア・レディ…!という感じでした。ただ、今までのコンフィデンスマンらしい詐欺の手口!のような部分は正直少なかったように思います。正直観客としても『今回は騙されないぞ!』と身構えて見ている部分もあるので、ハードルが上がってしまっているのだと思いますが…。おそらく「私たちはなんにでもなれる」が大テーマで、コンフィデンスマンらしい騙し合い要素は従来より少なめですが、コックリや3兄弟の成長ストーリーになっているのだと思います。そのほか、マレーシア・ランカウイ島の美しいビーチの絶景が素晴らしかったので、旅行してきたような気分になれました。
30代女性
何が真実で何が嘘かわからないがテーマーのドラマから始まったこの作品ですが、集大成ともいえるこの作品は本当に最後の最後まで何が本当かわからなかったのが最高に面白かったです。いつも3人組が大金持ちの一族を騙す為に、潜入しますが本当に盗みたかったのもはなんだったのか、最後まで謎でしたが、目的に愛があったのが素晴らしかったです。そして、遺作となってしまった竹内結子さんや三浦春馬さんが楽しそうに演じている所を見れた事もこの作品の価値を高めてくれたと思います。最後まで気になっていた事が最後のエンディングの手前のシーンでわかる、本当に最後から物語を作ったとしか考えられない考えられたストーリとどこか面白い見事に融合された作品だったの最高でした。
30代男性
ダー子とマジシャンの駆け引きが面白く、どっちが騙されるんだ、こっちかあっちかどっちだーとずっと目が離せない展開の映画でした。この二人の駆け引きだけでなく、様々なところで様々なダマし合いが行われていることも特徴だと思います。また、変わらずダー子とぼくちゃんの関係もまた目が離せなく気になるものでした。さらに街並みも新鮮で日本から離れた舞台であること、内容も非現実であることから日常を忘れて、時間を忘れて見れる映画です。出演されている俳優さん女優さんも豪華で、ひとつの作品でこんなにも多くの主役を張れる俳優さん女優さんが出てる映画もそう多くないと思います。非常に面白く、魅力の詰まった映画であることは間違いありません。
30代女性
コンフィデンスマンはすごく好きで映画も楽しみにしていたのでどんなものなのか期待していました。結構ハードルを高めに期待していたのですがそれを遥に上回ってくるところがさすがでした。ダーコは安定に危険を起こしてお金を取りに行きますがそこがかっこよくて素晴らしいなと思いました。あんな富豪一家にいきなり入って他人たちと仲良くしないといけないってしんどいだろうけど、単純に良い子だったのでほっこりしましたし今まで不幸だった分この子には幸せになってほしいなと思いました。ダーコが今回はとても優しくて一生懸命な感じが好印象でした。ゲストも豪華で今まで出てきた方々がたくさん出てきていたのでいろいろと楽しめました。
20代女性
まずは、故三浦春馬さん、竹内結子さんが出演されています。それだけで涙ですが、内容としても、笑いの部分もありながら、関水渚さんがシンデレラストーリーを歩んでいく様が、感動でした。三浦春馬さんはやはり演技が素晴らしく、他の登場人物を引き立てまくってました。竹内結子さん、やっぱり演技が素晴らしい。本当に日本の宝が二人も失われてしまったと、逆に感じてしまいました。ダー子と赤星のやりとりは、原作ファンでも納得の出来だったのではないかと思います。笑ったり、泣いたり観ている人間の感情を色々変化させてくれるシーンが多かったです。キャストが豪華、ストーリーも良かったので、誰が観ても楽しめる作品ではないかと思います。
30代男性