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ボヘミアン・ラプソディ(映画) の内容
【ストーリー】
1970年、ライブハウスに通う若者・フレディは、ボーカルが脱退したバンドに自らを売り込み、クイーンを結成する。彼らは革新的な挑戦を続け、次々とヒット曲を生み出していく。しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し、孤独を深めていく。
【出演者】
(フレディ・マーキュリー)
ラミ・マレック
(メアリー・オースティン)
ルーシー・ボーイントン
(ブライアン・メイ)
グウィリム・リー
(ロジャー・テイラー)
ベン・ハーディ
(ジョン・ディーコン)
ジョー・マッゼロ
(ジョン・リード)
エイダン・ギレン
(ジム・ビーチ)
トム・ホランダー
(ポール・プレンター)
アレン・リーチ
(レイ・フォスター)
マイク・マイヤーズ
(ジム・ハットン)
アーロン・マカスカー
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ボヘミアン・ラプソディ(映画) の感想
感想
| 私はクイーン世代の人間ではないのですが、小学生のころから洋楽が好きでクイーンも聴いていました。なのでほとんどの楽曲は知っているのですが、クイーンというバンドについては、ボーカルのフレディ・マーキュリーが若くして病気で亡くなっているということくらいしか知りませんでした。そんな私にとってこの映画は、これからのクイーンの見方、聴き方を一変させるほどのすごい作品でした。クイーンという偉大なバンドがいかにして成功していったのかや、フレディはじめメンバーたちの人柄を描いていく中で流れていく名曲。何度も聴いてきた曲なはずなのに、まるで初めて聴いたかのような新しいものに出会ったかのような感動が押し寄せました。クライマックスで「ボヘミアンラプソディー」が流れてきた時は鳥肌モノです。画面に映るラミ・マレックさんの姿はもう、フレディそのものでした。なんで映画館で観なかったのかと本気で後悔しました。今手元にDVDがありますが、クイーンの楽曲に浸りたい時によく鑑賞しています。特に「楽曲は知ってるけど」という人にぜひ観てもらいたい作品です。 | 30代 | 女性 |
| まず各キャストによるクイーンメンバーの再現度が素晴らしかったです。とくにブライアン・メイ、どう見ても本人にしか見えませんでした。彼らが演奏しフレディ・マーキュリー役のマレックが歌うと、そのままクイーンの再来に見えました。すごいです。数々のクイーンの名曲の誕生秘話が描かれていましたが、「ボヘミアン・ラプソディ」の録音シーンはとても心が躍りました。各メンバーの相手に対する要求が高く、「もっと、もっと」と積み上げていった結果の名曲誕生。クイーン世代でない私にとっては当たり前すぎる名曲が、当時はロックバントとしては異色なクラシック要素を含んだ曲でレコーディングは冒険だったということに驚きました。映画を観た人たちの多くがそう思ったのでは？と予想しています。フレディが奥さんに「俺はバイだ」と告白したら、彼女が「あなたはゲイよ」と答えるシーンは印象的でした。フレディはおくさんのことは愛しているから「バイ」と伝えたくて、奥さんの方はフレディと今後は友人として接したいから「ゲイ」と言ったのかなと類推しています。どちらもお互いに対する思いやりにあふれていたと感じました。クライマックスはたっぷりと時間を割いた「ライブエイド」の再現を堪能できました。まるでライブ会場にいたような臨場感がありました。ピアノの前のカップの数々までしっかりと再現していて驚きました。そして感動しました。 | 50代 | 女性 |
| 伝説のロックバンドQueenのフレディ・マーキュリーの成功と影を描いた大傑作です。クイーンの結成から成功と決裂までや、フレディ自身へのコンプレックスやゴシップ問題などをわずか2時間半ほどの映画にとてもよくまとめていて、フレディの物語りが素晴らしく出来上がっています。クイーンの数々の名曲が出来あがっていく場面は、クイーンのファンやそうじゃない人も多くの人が楽しめるようにになっていると思います。誰もが１度は聞いたことのある曲の多さにクイーンの凄さがあらわれています。そして、フレディの最大のゴシップと人生での過ち、命にかかわる難病などでフレディがどんどん堕ちていく様子に、観ている側の心にも影がかかりそうになります。そこからフレディの喪失や挫折、再び残りの人生をやり直すため這い上がっていくまでに深い感動があります。自分がしてきた行いの謝罪や感謝を、今までに自分を支え大切にしてきてくれた仲間や家族、ファンや愛する人達へ向けるかのような、ライブエイドでのラストライブパフォーマンスに感動の涙が止まりませんでした。 | 30代 | 女性 |
| フレディを演じた俳優さんのお芝居がとても良かったです。フレディの人生を背負って魂で演じきっていたのだと感じました。デビュー前のあどけなさを残した若い時や、人気絶頂となり世界のツアーを駆け抜ける脂の乗った時代、目指すものが分からず信じていた人にも裏切られて空虚になって病に侵されていく激動の時代、どこを切り取ってもフレディそのものでした。最初から最後までドキュメンタリーを見ているかのように夢中で見ました。クイーンのことと曲はいくつか知っているくらいだったのですが、劇中で出た曲はどれもポピュラーで影響力の大きかったことを思い知らされました。演者が行ったライブの演技も本物のようで素晴らしかったです。世界を代表するようなバンドの裏側は計り知れない苦悩や破綻があったのだと改めて思いました。今も世界に音楽を届けようとしているアーティストの方々が売れて大人気になっても自由にのびのびと音楽を作り続けられる業界になってほしいと音楽ファンとして思いました。 | 30代 | 女性 |
| 印象に残っているシーンは、1つはフレディがメアリーへ、自分の性の趣向について打ち明けた場面です。二人はきちんと話したいが気まずさや寂しい気持ちがあるのか、最初は少しずつしか目を合わせられないぎこちない雰囲気や、お互いに相手の気持ちを推し量りながらも自分の主張を、静かにぶつけ合っていく、まっすぐに自分と相手に向き合う二人のシーンは、迫真の演技で、心が震えました。メアリーについて、プロポーズまでされた相手からの衝撃的な内容の告白に、動揺し、ショックを受け、別れざるを得ないという状況は、同じ女性として、もし自分が同じ立場に遭ったらと思うと、メアリーが気の毒でしかたがなく感じました。もう1つは、フレディが自分の性の趣向に気づいた場面です。自分自身にショックを受けるというのがどれほど苦しいものか、また苦しみを抱えながらもそれを微塵に感じさせずに様々な素敵な音楽を作ってくれていたのかと思うと、涙が止まりませんでした。 | 30代 | 女性 |
| なんといってもQueenの名曲が劇中にたくさん流れてくること！映像と相まってどれも知ってるはずなのに鳥肌ものでした。タイトルにもなっているボヘミアン・ラプソディのメイキングシーン（田舎で合宿みたいに籠って、曲を作るシーン）でレコーディングをしている場面があるのですが、そこが私は1番好きです。mam? m?a のコーラスの部分を撮るところでは笑わせてもらいました。色んな苦労があるんだな、と（笑）また、この場面は主人公のフレディが自分の中にある新たな一面（同性愛者）であることに気付き、人生の転期になるシーンでもあります。1番最後のAIDSのライブ映像は実際の映像も織り込まれていて当時の様子がよくわかります。そして、映画といえども、ものすごい数のエキストラとQueenメンバーによるライブの再現は本当に感動しました！本当に自分もその場に居るような気分になるほど、吸い込まれていきました。全体のストーリー的には少し暗い、重たいところもあるかもしれませんが、Queenの名曲の数々とフレディの半生が描かれた映画でした。 | 30代 | 女性 |
| まず1番驚くポイントは、主人公役のラミ・マレックがフレディマーキュリーにそっくりなところです。本人にそっくりなので、本当にドキュメンタリーを見ているかのような錯覚に陥ります。ラミ・マレックの熱演が素晴らしく見ていて引き込まれます。また、クイーン世代ではない私でも知っている有名な曲がたくさん流れてくるのはもちろん、聞いたことがある曲だけど「この曲クイーンだったんだ！」という発見もあり面白かったです。また、ただクイーンの曲を流しているだけの映画ではなく、フレディマーキュリーの人生が描かれており面白いです。才能があるが故の苦悩が描かれていて、見ていて苦しい気持ちにもなりますが最後のライブシーンは本当に圧巻です！実際のライブ映像も使われていたりして本当にライブに来たような錯覚に陥ります。そして、本当にフレディマーキュリーが歌っているのかと思うほどラミ・マレックはフレディマーキュリーにそっくりだし、演技が素晴らしいです！ | 20代 | 女性 |
| 事前情報が何もない状態で観ましたが、QUEENのライブステージ中心の音楽映画と思いきやボーカリストのフレディ・マーキュリーの人生を描いた感動ものの映画でした。久々に心から泣ける映画でした。エイズに罹りこの世を去ったフレディの性の部分についてはとてもソフトに描かれていて嫌悪感を抱くことなく観れると思います。。その他家族拝啓、容姿等様々なハンディキャップを乗り越え、QUEENに参加し瞬く間にスターダムを駆け上がっていく様子も70年代が青春時期でありQUEENを初めロックが好きだった私にはとても魅力的なストーリーでした。中学の文化祭でQUEENの楽曲をバンドでやったことを思い出しましたが、背景など何も知らずにうわべだけのコピーで恥ずかしかったなと思いました。映画の中の音楽に関するものではレコーディングシーンが興味深かったです。メンバー全員でその後名曲となる楽曲を作り上げていく様、その中でキーマンとしてアイディアを出していくフレディはやっぱりすごい才能の持ち主だたったと感じ、もっと長生きして良い曲を沢山作って欲しかったと心から思いました。演奏シーンも一切違和感なく見ることができ大満足でした。ストーリーとしてはフレディのソロ活動を機に亀裂が入ったバンドメンバーがLIVE AID出演のために再結集し大成功のライブをやってのけるまでの紆余曲折がとても興味深かったです。QUEENファン、70年代ロックファンは勿論ですが、それ以外の沢山の方が楽しめる映画に仕上がっていて、ロングランになったのが納得できる素晴らしい作品だと思います。 | 50代 | 男性 |
| 私は趣味でバンドをやっており、クィーンも勿論好きですが、音楽を嗜む身としての率直な意見を述べさせていただきます。無名の天才ボーカリストが確かな技術を持つメンバーと共にゼロから成り上がる物語が王道で、事実だと分かっていてもテンションが上がりました。レコーディングのシーンでは自分の理想を形にするために妥協を許さないフレディのスタンス、イレギュラーであるから故に認められない事に対するアンチテーゼとしての交渉、そしてアマチュアだからこそできるレコーディングの画期的な多重録音、ストーリ全体のバックボーンに「自分のやりたいことをやる為には理想を諦めなくてはいけない業界で、諦めることで掴もうとする栄光は果たして自分たちの本来の姿なのだろうか」というテーマが見え、それが事実であるからなおさら作品に引き込まれました。こういう映画はとにかく主人公の才能だけにフューチャーしがちですが、他のメンバーにもスポットを当てている点が特に良かった。バンドは1人ではできないものだから、実際に音楽をやっている身としては主人公だけの物語は興ざめします。そういった部分もふくめ、クィーンの偉大さをしっかりとつたえてくれるいい映画だと思いました。私は事あるごとに繰り返しDVDを見ています。 | 40代 | 男性 |
| クイーンのフレディ・マーキュリーがどのような人生を送ってきたか、またどのような苦悩を抱えながら作られた作品たちだったのかということを改めて知ることができました。私自身クイーンの曲はこれまでCM等で耳にしたことがありましたが、この作品を見てからは、もっと聞いてみたいという思いが強くなり、改めて劇中歌などを聞いています。フレディ・マーキュリーを演じた俳優さんがとにかく上手で、本人にしか見えなかったくらいです。曲が大ヒットし、陽の部分が多いのかと勝手に思っていましたが、むしろ本院が抱えていたのは陰の部分が多く、本当に多くの葛藤と闘いながら作ら得たのがあれら多くの素晴らしい作品だったのだと思います。また、それを知って改めて曲を聴くと、さらに深みが増しているように聞こえる気がします。作品の合間合間には様々な曲が使われており、ファンには本当にたまらない作品だと思うし、ファンでなくとも曲のすばらしさに魅了されてしまいます。 | 30代 | 女性 |
本ページの情報は2021年5月時点のものです。
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