全体的にどこか中世のようなゴシックな雰囲気の部屋や衣装で、そういった雰囲気が好みなので楽しむことができた。お嬢様と使用人のようなその関係性の掘り下げでほっこりするような内容だった。珍しい設定で、真っ黒なひとが出てくるので今後の話の展開の鍵になりそうだった。伏線のようなものもみてとれて、継続してみようと思った。また、オープニングやエンディングも映像や音楽共にこちらもゴシック的な雰囲気が出ていたので、やはりそういうのが好みな人にはドンピシャだろう。また、話の最後に何か不穏な描写があり、この作品にはまだ何か隠されていそうだと興味を惹かれるような引きだった。登場人物も可愛く表現されており、暗そうな背景とのコントラストが出ていて際立って良く見えた。 20代 男性
第1話ではまずその世界観に目が行った。多くのキャラクターに顔がなく、まるでコナンの犯人のような容貌をしている。だからシャドー家という名前なのだろうが、そのシャドー家が何者なのかの説明はされない。そのシャドー家でメイドとしてはたらくのが生き人形と呼ばれる少女で、彼女らには顔がある。仕える主人と同じようなシルエットをしているためきっとシャドー家の人の顔としての役割を持っているのだろう。まだ謎が多いが、世界観が面白く、生き人形たちがかわいらしいため今後どのような話が続くのかとても気になる。また個人的には劇伴がおしゃれで作品の雰囲気を演出するよい仕事をしている。さらにカメラワークが丁寧で、基本部屋の中で話が続いているのに飽きさせないのがすごい。細かいところで演出の良さや音楽の良さが見られるためアニメとしても見ていて楽しい作品。 20代 男性
ケイトのために生き人形のエミリコが奮闘している姿は一生懸命で可愛らしかったです。エミリコは人形を壊したり、花瓶を割ってしまったりと、色々失敗をしていますが、そんなところも微笑ましいなと思いました。そして、ケイトが心配になったり怒ったりして負の感情が高まると、すすが出ると言っていましたが、すすを掃除してキレイにするのは苦労しそうだなと感じました。エミリコがケイトに文字を教えてもらい、翌日寝坊をしてケイトに怒られていました。エミリコが寝坊してしまった理由はケイトから文字を教えてもらったので、部屋にある紙を呼んでいたそうです。そんな理由もなんともかわいらしいですね。それにしても、エミリコの部屋にあった紙にはどんなことが書かれていたのか少し気になります。エミリコが手紙の文字を全て読めるようになったら、何か起こるのでしょうか。 30代 女性
まず世界観が魅惑的で始まってすぐに虜になってしまいました。顔のないシャドーという存在が何なのか気になって仕方がありません。表情の読み取れないシャドーが頭から出すススの量で感情を示しているところなどは秀逸だと思います。ケイトの生き人形エミリコは、最初は自分の存在意義に対して不満を持ったり、反抗的な態度を示すのかと思っていましたが、目覚めてからずっとケイトにどこまでも従順で裏がなくかわいくなってきました。その最たるところが食事を与えられていたのに、主人用の食事だと勘違いして倒れるまで何も食べていなかったところだと思います。そんなエミリコに、ケイトも心を少しずつ開いているのがわかって、見ていて温かくなりました。この二人に芽生えた絆を感じることができました。 40代 女性
ほのぼのとした感じでありながら不気味な空気が漂っている感じが面白くてよかったです。謎の世界観で第一印象は暗そうなアニメだったのですが、シャドー一族のケイトと生き人形のエミリコの仲睦まじいやりとりがとても癒され、特にエミリコがドジをして人形を壊したり、花瓶を割るなどの慌ててるしぐさ、満面の笑顔でおいしそうにパンを食べてる表情の豊かさがとてもかわいかったです。エミリコがケイトに化粧をしようとしたら怒鳴って拒絶したり、人形なのにご飯食べるのかなどシャドー一族や生き人形とは一体何なのか、ラストあたりでエミリコを睨んでた女の子は何者なのか分からないことだらけなのでとても気になります。興味深いので次回も見たくなりました。 30代 男性
可愛らしい西洋人形のようなヒロイン二人がメインとして登場しますが、片方は黒いススが覆ったようにして表情が視聴者目線には一切見えないという点が不気味であり、興味深くもありました。人間として感情を出すのがいまいち苦手なように見える主様と、元気一杯に彼女につかえるメイドのような役割を行うヒロインとのかけがえのない時間が流れていく展開に心ひかれるものがありました。西洋の雰囲気がある館やキャラクターの衣装などのデザイン面でも良さがある作品だったと思います。顔の見えないヒロインは、何を心に抱え、これからどうなっていくのかということがとても気になりました。主様と関わることで、人間の感情をたくさん学んでいくメイドの成長にも楽しみを感じました。 30代 男性
顔の見えないヒロインとメイドとの関係性が親密なようで、また溝があるようにも見える歪なものだったと思います。顔のない主人と、主人にかわって顔を持つ生き人形がいるという世界観が独特なものだと思いました。このような閉鎖的な世界観の物語が今後どのような方向に進んでいくのかが大変きになるものでした。主人の顔を覆う黒いススのような何かを表現したアニメーションは不気味で存在感がありました。主人から無機質な人間性を感じる点で、不気味に思いました。可愛い芝居を行うイメージのある鬼頭明里さんが、顔にも人間性にも影のあるヒロインを演じた点は印象に残るものでした。とにかく明るく、まじめに働くエミリコのヒロイン性には癒やしを感じました。 30代 男性
シャドー家という謎の一族のミステリアスな雰囲気と、ケイトの生き人形の明るさのギャップが良かったです。シャドー家の一族はみんな表情が見えないほど黒いけれど、何か本人が不安を感じたり怒りなど感情が高ぶると煤が出てしまうというのが不思議で仕方がなかったですね。しかもケイトが触ったものにはちゃんと煤がつくというのが、細かいけれど、ちゃんとしていて映像も素敵でした。それよりも一番謎なのがケイトの生き人形。あんなに謎な家で働いていて、どうやら何も詳しいことは聞かされていないにも関わらず、無邪気にケイトさまにお使えしたり、文字を教わったりパンを分けてもらっている姿が可愛らしいけれど、無邪気すぎて逆にちょっと怖かったです。徐々に他の登場人物や一族のことも明らかになると思うので、今後が楽しみです。 20代 女性
気に入ったシーンは、EDが『ローゼンメイデン』風でとても気に入りました。こってりしたゴシック系のOP・EDのアニメは最近なかったのでとても気に入りました。あらすじは、シャード―ハウスと呼ばれる貴族の館に、シャドーと呼ばれる貴族たちが住んでいて、主人公たちは『生き人形』として貴族たちに仕えています。洋館や貴族などが出てくる、ダークファンタジーの世界観がとても魅力的で、ヤングジャンプでも毎週読んでいました。この作品を手がけた、アニメ制作会社のCloverworksはあまり知りませんが、作画のクオリティもよくて、原作と同じ画風なので違和感なく楽しめました。このままワンクール視聴してみたいと思います。 30代 女性
かなり面白かったです。まだ一話だけしか放映されていないので何とも言えない部分はありますが、ストーリーやキャラクター、音楽、いろんなものがかなり高レベルでまとまっているので、かなり優秀なアニメーション作品だと思いました。1話完結な雰囲気もありますが、今後別の形式のお話も増えてきそうで楽しみです。少し世界観が特殊なアニメなので一般受けは難しいかもしれませんが好きな人は本当に好きな作品だと思います。オープニングテーマも非常にノリのいい曲で若い人ならハマりそうなそんな雰囲気も感じます。まだ一話だけなので、断言できる部分は少ないですが、このアニメはかなり面白い方の作品ではあると思っています。2話も楽しみです。 30代 男性