6話目の舞台となるのはアビスの深界二層にある監視基地。いよいよリコの出生について知るオーゼンや、彼女の弟子であるマルルクが登場します。本作で一番のお気に入りキャラはレグですが、性別があやふやなマルルクもとても可愛くて大好きです。未知なる危険な生物が多数生存するアビスの世界の中で、マルルクのような可愛らしい存在は貴重で癒し。リコたちとも年が近く、リコとレグとマルルクの三人が交流を深める様子はとても微笑ましく、いつまでも見ていたいと願ってしまうほどでした。しかし、可愛いだけではないのが本作の魅力でもあり、オーゼンの不気味さにも惹かれます。オーゼンはリコの母親のライザのことをよく知る人物。ライザについては謎に包まれていますが、オーゼンを通じてライザのことも少しずつ解ってくるのではと期待しています。
40代女性
マルルクちゃん可愛いですね。オーゼンさんの「まだ生きてたんだ。あのガキ」の含みがとっても気になりますよね。しかも、リコのお母さんのライザとも知り合い。最初からリコのことをどう思っているのか分からない人でしたね。不気味で含みも多く、不思議で魅力的なオーゼンさん。オーゼンさんが言っていた「あの子」リーダーのことでしょうかね。もう、この話は、伏線のオンパレードですよ!遺物の謎、オーゼンとライザのつながり、リコの生まれた時の状況、レグの火葬砲のデメリット、この後の伏線がたくさんはってあるので楽しい回ですよね。しかも、オーゼンさんレグのことも知っているみたいですよね。これから、その伏線が回収されるのでしょうか。とても楽しみです。この回では、真実と新たな謎が出てくる回でしたね。とても面白いです。そして、第三層に行くための訓練を行っていく。いわゆる修行期間をみている感じがしましたね。
30代女性
ダイボルダの木の洞穴を利用して作られた監視基地(シーカーキャンプ)は何でもそろっている秘密基地のよう。中には色々な部屋があり、ここを探索するだけでも十分楽しめそうだ。下世話な話だが、ここを運営するために探窟家から料金をとったり、オースから資金が出ていたりするのだろうか。資材はできるだけ現地調達するとしても、地上から搬入する物資もかなりありそうだ。体験ツアーでもあれば是非泊まってみたいけど、そんなことを言ったらオーゼンに怒られそうだ。無彩色のオーゼンとは対象的に、パステルカラーのメイド服が似合うマルルクちゃんは泣き虫で優しい性格。愛らしい癒し系キャラの彼女をメインに短編が作られたのも納得です。リコの裸をみて赤面していたところを見ると、実は男の子だったのでは?
50代男性
生存訓練と言うからどんな大変な目に遭うのかと思いきや、意外と楽勝(?)でしたね。最後の方でレグがリコと引き離されたと言ってたが、リコがいないと食事がさぞ大変だったでしょう。ってそれより、リコはどうやって生き延びたんだ?第三層へ出発するリコとレグに「やっぱ無理だって帰ってきてくれたら、どんなにいいか。」とマルルクちゃんの正直な言葉が胸に染みる。背中を任せられる存在に成長した教え子ライザの結婚報告を聞いて、ハニワ顔でボーゼンとするオーゼンさん。その上、大切な鐘を放棄してリコを入れた呪い除けの籠を運び上げることになるなんて。やるせないその気持ち分かります。回想シーンで何回か出てきたライザだが、こんなに美人だったんだ。リコも成長してあんなメガネ美人になるのかな。
50代男性
オーゼンはライザが結婚のせいで変わってしまいそれが悪いものだと思っているように感じました。それは作中のあんなライザは見たくないと言うセリフからも感じ取れます。しかし話の後半にに出てくる煙の中でオーゼンがライザとの会話を回想として思い出す場面ではオーゼンはライザのことをその当時よりは理解できたのではないかと思いました。少なくとも彼女が結婚したことを全否定するような気持ちは薄まってきているのではないかと思いました。この場面でライザの意思の強そうな目が初めて見えると言う描写と回想していたオーゼンが煙に包まれて消えていくと言う演出がとても素敵だなと思いました。マルルクがリコたち2人と別れる際、今までに帰ってこない人を多く見ているからこその言葉と涙がとても彼女らしくていいなと思いました。
20代女性
オーゼンから課せられた試練である生存訓練で湖に浮いているろうはながとても印象に残りました。きれいな水に生息するというそれらが暗闇の中で紫色に光っている姿はとても幻想的でした。水中から自分より大きなものが出てきた時に一斉に丸く避けていく姿はとてもかわいかったです。リコとレグが頭の上のライトをつけている姿は探検らしく、とても似合っていました。リコの母であるライザはオーゼンにとって大切な存在であることが伝わってきました。オーゼンはあんなに自分を慕ってきてくれていたライザが結婚してしまい、自分1人においてかれたように感じたのではないかと思いました。だから結婚は自分に対する裏切りであると思ったのではないでしょうか。
20代女性
第8話では、リコとレグがこれから更に深界へと進められるよう監視基地での「生存訓練」が行われ、二人は互いに足りないところを補い合いながら助け合えるベストパートナーだと改めて感じました。そして地上とアビスの深界とでは時間の流れが違うということや、リコに残された手紙の謎についても語られ、アビスにますます興味が湧きました。白笛はライザ以外にもおり、深界にいけばいくほど更にクセが強い白笛が登場するようです。マルルクがリコとレグを見送る際に流した涙はとても切なく、三人がいつかまた再会できる日がくることを願ってます。オーゼンとライザの思い出についても語られ、ようやく見れたライザの素顔はとても美しかったです。二人を鍛えることはライザの頼みであったことも解り、オーゼンは思ってたより良い人なのかも知れません。
40代女性
オーゼンが戦いの中で変形したのがとても驚きました。まるで別人のようになってしまい、思わず2度見しました。。大枠の形は変わらないのに変形後はとても強そうに見えるのがすごいなと思いました。戦いの中では特に、レグが攻撃をしようとする手をオーゼンにリコに向けさせられたときが1番怖かったです。このまま2人の冒険はここで終わってしまうのではないかと心配しました。レグはオーゼンにも作中でこんなに人間のように動くなんて他にない、だからいちゃいけないものだと言われていましたが、体の1部が機械であるけれど感情もあり人間のような動作もします。彼は一体何なのかが今後とても気になるところでもあります。最後に登場する訓練する場所としてオーゼンが提供した自然の中で流れるBGMがとても雰囲気に合っていてかっこいいなと思いました。
20代女性
この話数では私はオーゼンがとても印象に残りました。オーゼンは自分のことについて自ら語ることはなく、それが彼女のなにを考えているかわからない、どこか不気味な雰囲気にとても合っているなと思いました。特にオーゼンの目と口が深く、底の見えないほら穴のような表現をされている場面では見ているとどこか吸い込まれていくような、終わりが見えないためなんとなく不安になってくるように思え不気味な感じがとても出ていました。どこか狂っているような印象もありました。はじめに白い立方体が登場した時には現実にあるものも作中に登場するんだと思ったのですがオーゼンが笛を拭いたら現実にはない形に変形したのでとても驚きました。やはり独特の世界観で構成されているため登場するものも不思議な雰囲気のもので構成されているのだと思いました。
20代女性
第7話では、オーゼンの口からリコの出生の秘密についても明かされ、衝撃を受けました。リコを傷つけようとするオーゼンからリコを守ろうと、ボロボロになりながらも頑張るレグが格好良かったです。オーゼンは不動卿と呼ばれる白笛ですが、2m超えの高身長で怪力。無表情でレグがどれくらい丈夫なのか試そうとするオーゼンは恐ろしかったです。オーゼンを止めようとマルルクが助けを呼んでくれなければどうなっていたのでしょう。しかし、それもこれもオーゼンなりの「愛の鞭」。この監視基地はまだ深界二層。この先に進むには強くなければ生き残れません。これから始まる「生存訓練」がどのようなものなのか、恐くもありますが、楽しみでもあります。
40代女性
呪い避けの籠の秘密が明かされる場面で笛を鳴らし籠を開けるところがちょっとグロテスクでした。呪い避けというのは実際のところ「半分当たり」というオーゼンの答えはあながち間違いではないのは、上昇負荷で下に行けば行くほど死に近づくので死んだあと誰かがその箱に入れてくれれば回避はできるという異質な道具で、その箱をさらに運んでいくというのを任せるのはよっぽど相手を信頼していないとその箱を使うことができないのでライザはオーゼンのこととても信頼してたんだなというのが伝わる。バトルパートでは簡単にレグを倒して容赦なく叩きつけて助けに来たリコをたったのデコピンで一発でノックアウトしたり、6話でリコを襲った謎の化け物もオーゼンが籠の中にいれた肉だったりめちゃくちゃ大人げない。この大人げなさも全部弟子だったライザの子供であるリコだからこそ、オーゼンなりに不器用だけど心配しているんだなと思うと泣けてきます。とても恐ろしくもかっこいいオーゼンに惹かれる回でした。
20代女性