この作品はジャンプ作品でも人気のある銀魂を原作としたアニメーションで映画としては2作目にあたります。この映画の見どころとしては主人公の坂田銀時をはじめとして原作の人気キャラクターが勢ぞろいの作品になっています。また映画のストーリーは原作にはないオリジナルストーリーなのもよかったです。作中には新八や神楽などの主要キャラクターが原作とは一味違うシリアスなキャラクターになっています。ストーリーもシリアスな感じで行くのかと思いきや銀魂らしきコメディの要素が強いところも面白かったです。映像は映画ということでより鮮明になっており原作でも魅力の一つであるバトルシーンの迫力とコメディ要素の強いシーンでもより面白さが際立っていたと感じました。20代男性
冒頭から大爆笑。なんでこのキャラ!?なんでこんなパロディ!?とツッコミまくっていたらいつの間にやらシリアスなお話に…本当に銀魂のお話の流れは神がかっていると改めて思います。銀さんの変貌してしまった姿には大爆笑し、病のお妙さんに食って掛かるさっちゃんの姿は大号泣し…と顔の筋肉がおかしくなる!ギャグでもシリアスでも全力なキャラ達、最高です。成長して変化してしまったキャラの姿は皆それぞれに何かを乗り越えたという感じが現れていて、流石空知先生だと感心。成長したとはいえ新八が格好良すぎて私ともあろう者が新八に心を奪われている!?などと心配になってしまうなんていう不思議な(失礼)体験が出来ました。40代女性
TVアニメ版の集大成でありシリーズ完結編と位置付けられていた本作。結局は新シリーズも始まり完結ではなくなりましたが、文句なしの、まさに集大成の出来栄え。原作者の空知英秋自らがストーリーとキャラクター原案を手がけた劇場版完全新作エピソードで、主人公である坂田銀時の過去にまつわるストーリーを主軸に銀魂の良さやらしさが十分に描かれている。冒頭の映画泥棒の件からラストシーンまでに何度も作品の表情が変わり、その一つ一つの展開に笑い、涙し、原作ファンも納得の仕上がりになっていると思いますし、物語は単純ですが、この程度の仕上がりなら、「物足りない」というよりは、原作を知らない初見の方でも楽しめるので「わかりやすい」と表現した方が適切かもしれません。30代男性
今回の映画は完全オリジナルで、まずは成長した神楽と新八がいい感じ。神楽は可愛くエロくなり、新八はハンサムになりました。銀時はちょっと顔が細くなり…正直ブサイクになったのは悲しかったです。物語はイフの世界なので、真選組が中身ぐちゃぐちゃになり、まさかの桂と結託して国を倒そうとしていたのは斬新で良かったです。勿論、今回もシリアスな場面もしっかり、お妙が病気で死にかけていたり、仲間が泣き叫びながら回復を願ったり、まさか最後の敵が銀時自身だったり…でもそれをラストは仲間で全部潰して元に戻していく姿が良かったです。未来につれてきたのがたまだったのは想像できなくて、それは唯一、あ、そういう流れね!とびっくりはしました。結果こちらの映画も最高でした。30代女性
劇場版銀魂 完結編」の名前にふさわしい笑いあり涙ありの銀魂らしい大作映画でした。ストーリーは本編から五年後の世界を描いており、謎の病によってかつては繁栄していたはずの江戸の街並みが荒廃的になっていたりアニメや原作では見慣れたはずの登場人物たちの外見がガラリと変わっていたりと長らく作品を楽しんだファンからすると結構衝撃的な内容となっていました。特に主人公の坂田銀時と一緒に行動する万事屋のメンバーである志村新八と神楽は非常に大人びてしまっていて銀時も激しく動揺するのですが、行方不明になってしまった5年後の坂田銀時の帰りを待ちながら万事屋の看板を護り通す姿は昔の二人を彷彿させて涙を誘います。また、物語が進むごとに自然と二人の振る舞いが昔のようにほぐれてくるのでその細かい心情変化も見どころの一つです。序盤から中盤にかけてはギャグ要素が強く(時々しんみりも混ぜて)、終盤ではシナリオの中に散らばった全ての謎が綺麗に回収され、物語は過去や未来を大きく巻き込んで「江戸の未来」や「坂田銀時」という一人の人物の存在を揺るがしながら怒涛の展開で突き進んでいくのですが「坂田銀時」とつながりを持つすべての人々が一つになって彼を助けるために動いていく姿は時代を超えた強い絆を感じさせました。終わり方もしんみりさせるのではなく銀魂らしく笑いのある締めくくりになっていて本当に大好きな一本です。銀魂をあまり知らない人にもおすすめできる作品となっているので少しでも多くの方に触れてみて欲しい作品です。 20代女性
原作者の空知先生が製作に加わってくださったこともあり、映画オリジナルストーリーでも原作に劣らぬドラマとギャグが詰め込まれていて最高でした。映画とは言っても限りある時間の中でメインキャラクターほとんどの10年後の姿が見れたのにも感動しましたが、現在の銀さんと10年後の銀さんの掛け合いは胸があつくなりました。ここはしっかりシリアスでやってくれるのがニクいところです。更に、最後に白夜叉時代の銀さんが登場したことには感激のあまり思わず声をあげそうでした。過去も現在も未来も全部男前とか銀さんにホレるしかないでしょう。ただ、10年後の世界では現在の銀さんの見た目がかなりアレでしたけど。どんなにドラマチックなシーンでも常にギャグがついてまわるという銀魂らしさがぎゅっとつまった作品でした。40代女性
ずっとアニメを見返していたのですがこの作品は見たことがなくて最近初めて見ましたが結構最後の方はつらいなと思ってしまいました。映画だからか映画泥棒的なやつが出てきた世界観に関してはさすが銀魂だなと思わされました。そいつと出会ったからか物語が今までみたことない展開になるし、お妙さんが白髪の姿なんていままでみたことも想像したこともなかったのですごく驚きましたしそのシーンですごく泣きそうになってしまいました。過去に戻って1人で誰からも忘れられてもいいってなって戦いにいくところもジーンときましたがその後にみんなが集結しているのをみて、万事屋はすごく愛されているんだなと改めて実感しましたし最高の映画でした。20代女性
私が「劇場版銀魂 万事屋よ永遠なれ」を視聴して、ギャグで笑わせてくるシーンとシリアスなシーンが複雑に絡み合っていてさすが銀魂だなと感じました。私のお気に入りのシーンは、最後みんなが元の世界に戻っていく時に、新八のメガネだけ先に元の世界へ戻って行ったシーンです。一番最初にこのシーンを見た時、ここで原作での設定を出して笑いでこの映画が締めくくられたことに驚きました。後々この映画について調べていくと原作者である空知英秋が自らストーリーとキャラクター原案を手がけていたことを知り、最後のシーンで原作での設定が盛り込まれていたことに納得がいきました。この映画は原作を知っていると更に楽しめると思うので、まだ見たことの無い人には原作を見てからこの映画を視聴して欲しいです。また来年の1月にまた銀魂の映画が公開されることが決まっているのでその映画もどれだけ銀魂らしさが詰まっているのか楽しみです。10代男性
主人公の坂田銀時が5年後の世界で繰り広げるドタバタ劇です。完全オリジナルストーリーとのことでしたが、ギャグとシリアスが混在するカオスなストーリーは健在なので原作漫画やアニメを見ている身としては“いつもの銀魂”といった感じで安心感して見ることができました。今作はタイムトリップもので登場人物たちが過去や未来に飛びます。銀時が訪れた5年後の未来では新八や神楽をはじめとした主要なキャラクターの成長した姿を見ることができました。終盤の主題歌が流れる中での戦闘シーンが本当にかっこよく、特にこれまで銀時と苦楽を共にした仲間たちが続々と駆け付けてくるシーンは圧巻で、少年漫画的な展開に胸が熱くなりました。銀魂おなじみのこんなことしちゃって大丈夫なの?と思ってしまうようなパロディもたくさん出てきます。20代女性
アニメシリーズ 銀魂の、劇場版第二弾です。冒頭から三位一体、○○立ちぬ…下品でグダグダ、いつもの万事屋です。オトナの映画専門の上映館で盗撮していた怪しい男を捕まえる銀さん。撮影していたビデオを確認しようとしたら、明るい光に包まれて…なんと、自分が姿を消した近未来にタイムワープしてしまいます。白疽という病原菌が蔓延し、全世界が機能不全に陥り荒廃を極めていました。行方不明となった銀さんを待ちながら奮闘する新八と神楽のもとに、タイムワープした銀さんは「ちんさん」として現れ、白疽を根絶するための方策を探し回るのですが…。原作者の空知英秋さんがエピソードを書き下ろしていることもあり、タイムワープの時系列や、要所要所の物語のリンクの繋げ方はさすがです。特に、三位一体のあの下品なアイテムが、まさかまさか、万事屋の三人の絆を示す大切な証になるだなんて、冒頭のあのグダグダからはまったく予測出来ませんでした。個人的には、アニメシリーズ当初からのキャラクター、お妙さんがお話に深く絡んでくれるのが嬉しかったです。月詠ももちろん好きですが、万事屋の三人+お妙さんの絵は、放送開始以来のファンとしてはやはり落ち着きます。そしてもちろん、カッコいい戦闘シーンも盛りだくさん!笑いあり、涙あり。観賞後には、きっとみんなこう思うはずです。「万事屋よ永遠なれ!」30代女性
坂田銀時が「銀さん」として全く認識されていないどころか生殖器として見られているのが残酷だなと思いつつもめちゃくちゃ面白くて最高でした。5年後の神楽ちゃんは以前にも増して可愛くというか美しくなっていて本当に驚いてしまいました。色気も何も無かったあの神楽ちゃんに一体何があったの?と戸惑ってしまいました。志村新八もツッコミ連発の眼鏡から冷静な冷徹な眼鏡になっていて、すっかり変わってしまった感じがして寂しい気持ちになりました。以前の明るい雰囲気で満ちていた万事屋の面影は影も形も無くなっていて、不安が押し寄せてきました。一方沖田総悟の容姿に惚れ惚れしました。長髪のイケメンになっていて観た瞬間に心を奪われてしまいました。銀さんの死後という設定がとても胸にこたえました。銀さんのいない万事屋なんて信じられないと思いました。20代女性
冒頭の映画泥棒のシーンは、映画内に出てきたのを見たのは初めてだったので驚きました。その後映画泥棒のカメラを壊したからと言って、銀時も映画泥棒と同じ動きを隣でしていたのに思わず笑ってしまいました。そして映画内でのマナーを、登場人物が映画の本編が始まってから言うというのがとても銀魂らしいなと思いました。神楽がよろずやで最年少ということもあって、ちょっと舌足らずというか子供っぽい声で時々毒を吐くのがとてもいいなと思いました。マナーを守りたくなるような可愛らしい声でした。その後の急なシリアス展開である意味いつもの銀魂なのですがそのギャップに毎回驚かされます。銀時の過去が描かれて、今回の要因であるえんみの登場シーンです。この時に思ったのがえんみの声が、とても渋くてかっこいいです。声を聞くだけで強敵と感じさせます。 20代女性