裁判官にスポットを当てたドラマに新しさを感じます。裁判官というと冷静でいつも穏やかで公正な目があるというイメージが多いです。しかし判決を待つ事件が多数あり機械的に進めていかないといけない状況にあることに驚きました。黒木華さん演じる千鶴はエリートでこの方式で数々の事件を解決して来たようです。相対する竹野内豊さん演じる入間はクセモノと言われ先入観にとらわれず自由に考え徹底的に調べる裁判官です。裁判を行なっている段階でも疑問に思えば閉廷し自ら調べ直していました。自ら調査に赴いても良いとは知らなかったので驚きと期待でいっぱいになりました。きっと上層部からは排除したい人物であると思いますがしっかり難事件を解き明かしてもらいたいです。千鶴の真っ直ぐな考え方が徐々に変化していく姿を期待しています。 50代 女性
ここまで1,2話とも視聴してきて主役の竹野内豊さんの存在感もさることながら、他のレギュラー出演者の皆さんも個性的なキャラクターということもありとても存在感があるという印象です。竹野内さんが演じる入間についてはこのような裁判官が実際にいてくれたらどれほど良いだろうか、もし自分が裁判を受ける身になったら入間にぜひお願いしたいと思えるほど惹かれました。と言うのも本当に丁寧にあらゆる可能性を探って真実に辿り着こうとしている姿勢にとても好感が持てましたし、ここまで尽くしてくれる裁判官であればどのような判決を下されても納得がいくと思えるからです。入間のキャラクターは掴みどころのない面白いキャラクターでもあるのですが、仕事に対しては絶対に手を抜く事がなく周りからの圧力にも屈する事ないので仕事面に関してはとても魅力的な人物です。 50代 男性
竹野内さんが久しぶりに月9で主演を務めるので、興味があり視聴しています。元弁護士で今は裁判官なんて凄すぎる経歴です。被告が無罪を主張すると、自ら現場検証するので被告に寄り添う姿が素晴らしいです。とことん調べることで、黒木華さんが演じる堅物の裁判官も次第に協力的になってきているので素敵に思ってきました。竹野内さんが演じる入間の趣味はふるさと納税なので、その品物が毎回、面白いです。この1刑の裁判官たちが一丸となって裁判するのには見ごたえがあります。今まで見てきた裁判系のドラマの中ではストーリーやベテラン俳優さんたちが出演しているので魅了させられます。冤罪が多い中、入間のような裁判官が増えることを願っています。このドラマは笑いあり、涙ありなので毎回感動します。 50代 女性
新しいリーガルドラマという印象でとても面白いです。法廷で被告人の罪についてしっかりと向き合おうという姿勢が伝わってきて、裁判官という人を裁く立場の重みを改めて感じさせました。今までの判例をあてはめるだけではなく、被告人のその後の人生についてをしっかりと考えているところがいいなと思います。真面目で効率重視な典型的な裁判官である坂間さんとの対比も見ていて面白いです。型破りの裁判官である入間みちおさんを竹野内豊さんがさわやかに演じており、見ていてとてもすがすがしい気持ちになります。これからも被告人に寄り添った判決を行って裁判官の世界に一石を投じるストーリーを期待しています。一方で12年前の入間さんと日高さんのとの因縁のある事件の行方もとても気になっています。書記官の石倉くんの坂間さんへの片思いの行方も楽しみです。 30代 女性
見終えた時にとてもスカッとする爽快感がたまりません。勧善懲悪のはっきりしている時代劇を見ているようなイメージです。これまで裁判官のお仕事と言えば判決を下す事以外にはなかなか知る機会もありませんでしたので、裁判官とはこのようなお仕事をしているのかと言う事がわかりとても参考になりました。面白いシーンとして印象に残っているのが草野球をしているシーンです。入間率いる裁判官チームと城島率いる検事チームの両チームの役者さん達の野球のユニフォーム姿も野球をしているシーンもこれまで見た事がありませんのでとても貴重なシーンを見る事ができました。入間が2回目の大ピンチを迎えた時に、1回目はデッドボールだっただけに2回目はそれはないだろうな、しっかり抑えて彼が裁いている裁判のようにすっきりと終える事ができるのだろうなと予想をしていただけに、再びデッドボールというまるでコントのようなオチには大笑いしてしまいました。 50代 男性
本作は坂間を除くイチケイメンバーが全員裁判所の職員とは思えないほどフリーダムで、各自非常にマイペースなのに不思議と円滑な人間関係を築いており、彼らの言動にいちいち振り回されてポーカーフェイスを崩されてしまう坂間の反応が面白い作品なので、彼らのキャラクター性の良さを存分に活かしたドラマとなることを期待しています。そして、何より駒沢部長が表紙のカバのイラストを自ら描いたという自費出版した本が映像で見ることが出来るかと思うと非常に楽しみです。また、漫画で読めばじっくり台詞を追え、読み返して理解を深めることも出来る裁判関連のシーンは、テンポの良さを失わないようにしつつも、法律に明るくない視聴者にも分かりやすい演出を期待しています。 30代 女性
原作漫画中にて初登場時に印象的に書き表され、彼のファンによる掲示板の書き込みでも指摘されていた「ぼしっぼしっ」という歩き方を含めて、口調は至極真面目で表情もしかめっ面に近いのに、何故かふざけているようにしか見えない不思議な個性を持つ入間みちおという人物をどう表現してくれるか、どこまで再現してくれるか非常に楽しみです。また、一ノ瀬以外は女性がレギュラー登場せず、石倉以外の男性は堅実なヴィジュアルな上、裁判がスタートすると映像としての華やかさに少々欠けると思われますが、それを感じさせないような視聴者を惹きつけるストーリー展開と演出を大いに期待しています。そして、入間のお弁当屋さんと駒沢部長の野鳥の会コスプレのシーンも是非カットせず再現して欲しいと思います。 30代 女性
竹野内豊さんはビーチボーイズでかなり好きになった役者さんでしたが、この度、月9ドラマの主演が11年ぶりだということで非常に楽しみにしていました。原作は存じ上げていませんが、思ったより竹野内さんの役柄がおちゃらけた感じだったのでびっくりしました。しかしそれがダンディーな声と見た目とのギャップ萌で癖になりました。それと何故か紙パックのジュースを曲がったストローで飲むのが何だかカワイイです。それでいて法服を身にまとって法廷に立つのがまた最高にカッコイイです。他の裁判官も沢山出演していて注目しているのですが、個人的には新田真剣佑さんやベテラン名脇役の升毅さんのシーンがもっと増えてくれる事を期待しています。 30代 男性
刑事裁判のことがいろいろわかり、感心しながら見ています。裁判官は、起訴状に書かれていることを読んで、弁護士や検事の話を聞いて判決を出すものと思っていましたが、職権を発動させて、事件現場に行ったり、証人に話を聞いたりすることができることに驚きました。事件をたくさんの目で見て考えることは、正しい判決を出す為に重要だと感じました。坂間は、今までのやり方で真面目に判断しようとしますが、みちおと一緒に調べ、真実を見つけるのを体験して、しだいに変わって行くのが楽しみです。黒木華さんのはっきりした話し方が、まっすぐに響いてきます。竹野内豊さんが演じるみちおは、裁判中もにこやかで、みんなを和ませ、話し方も優しいです。でもそこに、みんなが納得する判決をするという信念を感じます。 60代以上 女性
弁護士から転身したみちおだけに裁判官に認められた権利ではあるものの自由気ままに捜査権の発動という言葉を放ってしまう痛快さが笑えてしまい、ベテラン書記官の川添が困り果てる様子に爆笑させられ、みちおを裁判官に誘ったベテラン裁判官の駒沢のニヤニヤする表情に楽しんでいる光景に、裁判所という重々しい雰囲気のイメージしかなかった場所もごく普通の人が働き、容疑が掛かる人をどうすべきかと悩みながら判断しているとコメディータッチながら再認識させてくれる画期的なドラマだなと思いました。ただ、新人裁判官である東大卒の千鶴はクールに人を裁くだけと考えていたのに、地元が同じで最高裁判所の裁判官という日高にゾッコンとなり忖度感情が露となった光景はゾッとさせられ、千鶴が真実を見て判断するみちおの影響でまともな裁判官として成長していって欲しいなと今後の展開が楽しみになっています。 30代 男性
裁判官が自ら真実を明らかにするために自ら「捜査」に乗り出していくという現実ではありえないであろうストーリー設定がかなり面白く、真実が明らかになった時のあのスッキリとする感じがたまらなく良いです。竹野内豊の静かめだけど我が強めな裁判官役がとにかく似合っていて、本当に現実世界でいそうだなと思ってしまうほどでした。黒木華もなかなか自然で良い演技をしているような印象を受けています。これまでドラマを観た中でも特に前田敦子が出演した回で、やっと真実が明らかにされた時には、その現実のあまりにもひどい事にショックと悲しみを隠せなかくなりました。:これから彼らがどのような事件と出会って行ってどのようにして解決に向かっていくのか、はたまた大きな問題になにかぶつかる展開がくるのか、非常に楽しみです。 20代 女性
型破りの裁判官である主人公とその主人公に振り回されながらも頑張ろうとするメンバーたちとの活躍を描く作品ということなのですが、主人公はかなりカジュアルな格好でお堅い裁判官のイメージとは違う感じでそれだけでもこのドラマがなかなか面白い方向に進みそうな感じはします。まさに先入観を持たない感じで徹底的に調べ上げて探究心によって刑事裁判を行っていくという感じに進んでいきそうなので実に面白そうです。実際こういう裁判官なんて実際にいないと思わせつつもこんな人たちがいたら面白いだろうなと思わせるメンバーで、話を進めていく感じなのは実によいです。俳優さんが特に楽しそうにやっている感じなのはとってもグッド。裁判モノとしては特別に面白いです。 30代 女性
刑事裁判は、99.9%有罪になります。検事が起訴した内容がほぼ認められるからです。でも、駒沢部長は30件も無罪判決を出しています。被告人の声に耳を傾け、真実を追求するからです。その部長に誘われて裁判官になったみちおと、エリート裁判官の坂間が合議制で裁判を行うことで、難しい事件の真相を明らかにして、被告人のための判決を出します。裁判官が人のための何ができるかを考えさせるとても素晴らしいドラマだと思います。駒沢が以前判決を下した藤代が再び事件を起こした時は、娘をかばって罪を認めたことがわかりました。それを明らかにしたことで娘は逮捕され、辛い結末でしたが、罪を償って先に進むことが大切だという駒沢の言葉が感動的でした。友人の手術のためのお金を得るために盗んで抜き取り、残りをばらまいた望月の事件では、真実を明らかにすることで手術はできなくなりました。でも、坂間は、辛いことを乗り越えて強く生きてほしいと願いを込めた判決を出しました。坂間が、人を裁くことに真剣に向かい合うようになったと思いました。みちおと坂間で、今後はさらに難しい事件に取り組めることが期待できます。 60代以上 女性
裁判官の意外な姿を見られるのがすごく面白いです。裁判官は、被告人の供述や弁護士、検事が主張することを聞いて客観的に判決を下すだけの仕事だと思っていたのですが、裁判官自らが現場に出向いて調査をしたり、聞き込みや防犯カメラの確認など、証拠集めもできることを知って本当に驚きました。もちろん普通の裁判では中々見られない、特例らしいですけどね。けれどもこのドラマでは、みちおが小さなことでも見逃さずに本当にそうなのかを確認したがることから、毎回事件を自分たちの手で調べ直していくわけだけれども、その都度調べなければ判明しなかった事件の本質が見えてくるのが、非常に興味深いですし、改めて被告人を裁くことで、その人の人生を変えてしまいかねない裁判官という仕事の重大さに気づくことができました。 20代 女性
どの回も、周りからすれば裁判を受ける者は100%悪人と言わんばかりの検察や弁護士の決め付けや考えにそった理不尽な内容を法的に見て判決をする坂間千鶴裁判官に対して、入間みちお裁判官が、もう一度現場検証をしましょう!と実況見分を行い被告人の人間性や本当の真実を暴いて正しい判決をくだすといった内容が、観ていてとてもホッコリします。現実的にみれば、犯罪者で溢れ、裁判にてなるべく早く判決を下し回転率を上げなければなりませんが、間違った判決で人生を狂わされてしまった人たちのことを思うと、こういった裁判官が現実にいても良いのでは無いかと感じました。裁判官は冷酷で、賄賂を貰って動いているといったマイナスなイメージもありましたが、裁判官というお堅い立場の方の見方が変わりました。刑事ドラマは多くありますが、裁判官側のドラマをあまり見た事がなかったので、自分の日常生活には関係ない内容でも興味を持って見ることができます。 20代 女性
竹野内豊さんが演じる入間みちお裁判官が型破りすぎて、実際の現場ではこんなことはないんだろうなと思いながら楽しく見ています。さすがにこんなに裁判官が捜査したりするとはドラマだからだろうなと思いますが、裁判官という被告人の人生を左右する仕事だからこそ、一生懸命に向き合っていることが伝わってきて心を打たれます。判例だけに照らし合わせるのではなく、その人自身の罪についてしっかり見ようとしているところはすごいなと思います。はじめは入間さんのやり方を反発していた堅物の坂間さんも少しずつ成長していくところも見所です。いつも入間さんをサポートする部長の駒沢さんの優しい笑顔にも癒されます。入間さんの過去の因縁の事件も何か裏がありそうでこれから解明されていくのが楽しみです。 30代 女性
今回は坂間裁判官が裁判長を務める中で、いつもなら入間裁判官のセリフである「職権を発動します」をどのように言うのかを楽しみにしていた中で、最初はボソッと、次に少し大きな声でボソッと、部長と坂間裁判官に突っ込まれて大きな声で力強く発言したシーンが特に印象的で困惑されていた表情が面白かったです。その後、事件の再捜査に際し、是全員が協力する姿や判決を下した時に被告人の少年が坂間裁判官に詰め寄るシーンで自ら警備員を制止して、被告人に諭すシーンは感動的でありました。今回のラストシーンで妹さんがセッティングした入間裁判官と坂間裁判官のデートシーンと思いきや、デートじゃないと両者が否定する場面もほっこりした気持ちになりました。 40代 男性
最初にピアノの優雅な演奏が絶え間なく流れていたので、これはピアノが関係しているんだろうなとは想像したできましたが、思った以上になかなか辛い事件でした。これは決して容疑者1人を責めることはできないですし、実際にも似たような事件がありそうです。今回はあえてみちおではなく坂間に裁判官の仕事を任されていましたが、なかなかやりきれない事件の中でよく冷静に頑張ったなと思いました。みちおも坂間なら最後までやり遂げてくれるだろうという思いから彼女に裁判官の仕事を任せたのだろうと思います。よくポーカーフェイスで最後までやり遂げたなと思いました。わざと仲違いをしているようなふりをし続けるというのは精神的にもかなり辛かっただろうと思います。 30代 女性
遊園地の売上金を盗んでビルの上階からばら撒いた17歳の少年裁判。背景にある事件の意味が分からず、今回の裁判長である黒木華さんが、職権を発動します!と、最初は小さな声でモニョモニョ言っていたのは、いつも竹野内さんを止める立場だったのに、今回は自分から言わなければならない状況での黒木さんの抵抗が印象的でした。黒木さんの妹役に馬場ふみかさん、被告人に飯の旨い刑務所を希望する遠藤憲一さんや、美人局の親玉に舌打ちする永野芽郁さんなどが、チョイ役で出演されていたのは驚きました。事件は、兄弟同然に育った2人の男子とピアニストを目指していた女の子が遊園地の不十分なメンテナンスのせいで腕を怪我してしまい、ピアニストを諦めなければならず、しかし保険適用外の最新ね手術ならば治せる。その治療費を捻出する為に犯した事件だった。しかし、判決は有罪で執行猶予処分、盗んだお金は回収され手術は受けられないことに。怪我をした女の子は兄弟同然に育った男の子ふたりが、自分の為に罪を犯してしまったことは、どう感じたのだろうか?人生は理不尽なことが多い、しかし罪を犯して良い言い訳にはならない。自分で自分の道を切り開き歩くしかないと、改めて学んだ気がしています。民事裁判で、治療費を勝ち取る動きを起こしてくれたことが、喜ばしく感じられたラストでした。 50代 男性
竹野内豊さんはビーチボーイズのブレイクから大好きな俳優さんでしたが、この度、何年かぶりに月9ドラマの主演をされるということで、凄く嬉しかったです。低音で甘い声も全く変わらず、あの当時の竹野内豊さんと重ね合わせて観ていました。結構、寡黙な役どころが多いのですが、今作は意外とひょうきんなキャラクターで、そのギャップも非常に良かったです。法服姿も似合っていました。また黒木華さんは個性的な演技で以前から注目していた女優さんでしたが、厳格な女性裁判官に凄くハマっていると思います。それでいて、みちおに振り回されるのが可愛くて好きです。毎度、違う裁判を扱いますがその時のゲスト出演者の役者さんもまたいい味を出していて楽しみにしています。 30代 男性
ちづるが方言で喋るシーンはこのドラマのどこかで必ず出てきますが、今回は妹が地元から出てきたこともあってそういうシーンが多かったように思います。ネイティブにあの方言は自然に聴こえるのかは分かりませんが、個人的にちづるの方言は聞いていてほっこりした気分になるので、今回は事件内容が重めなのもあって良いバランスになっていて良かったなと思います。ちづるだけでなく、妹まで方言丸出しで喋りまくっていて、なんだかほのぼのした気分で見てしまいました。しかしいざそこにみちおや東京の人が間に入ってくると2人とも標準語で喋っていて、そこはやっぱり姉妹だなと見ていて妙に感心してしまいました。みちおとのロマンスを期待してしまいましたが、今のままの関係もいい気がします。 30代 女性
いつもいつも弁護士や検事のドラマは最後にスカッとする話ばかりでは無いと言う事が胸に残りました。被告人達にいかなる関係性や理由は背景があろうと、裁く時は正しく裁く。法とはそうあるべきだという視点から物を見る事ができて本当に良かったです。情を入れた判決だったり、気の利いた判決というのは時にはあるのかもしれませんがそれは本当に情状酌量の余地が本当にある場合の事ですね。今回は被告人の少年達三人の関係性は非常によく、お互いの事を思い合える様ないい人間である事は間違いないです。しかし、やはり大切な幼なじみの手を治す為に盗んだお金で治すというズルを行った事に間違いありません。楽してお金を手に入れようとしたと。きっと他に方法はあるはず。売上をとられた側の気持ちも考えるとやはり何の罪もない人からお金をとったわけですから、今回千鶴は正しい判決という印象でとても参考になり良かったです! 30代 男性
坂間(黒木華)の妹の絵真(馬場ふみか)が姉を訪ねてきて、裁判を傍聴します。その坂間が裁判官を務める公判は、傍聴マニアからベルトコンベアー裁判と揶揄されるほど事務的で面白味に欠ける内容のため、SNSで紹介されていました。次々くる案件を機械的にこなしていくことは、本来は正しいと思いますが、表現が上手すぎて笑えます。その後、合議制の裁判官を初めてすることになり、いつも批判的していた職権発動を今回は自分がしてしまいます。入間っぽくなってきました。その事件は、一緒に施設で育った妹同然の女の子のために少年が犯したものでした。少年たちの生い立ちに同情しながらも真相を明らかにし、彼らに判決を下す坂間裁判官にあっぱれです。そして、坂間が被告に言った、いつかこの辛い日々があってよかったと思える日が来ることを願っていますというセリフにグサッとやられました。 40代 男性
事件を扱うドラマはたくさんありますが裁判官がメインのドラマはとても新鮮に感じます。裁判所と言うと硬い雰囲気で冷静沈着なイメージを持っていましたがイチケイの面々はとても人間的な感じがしてとても熱量を感じます。イチケイにエリートの千鶴が赴任して来ました。イチケイのやり方に疑問を持ちながらもだんだん感化されていく様がとても心地よく感じます。入間を演じている竹野内豊さんの飄々とした喋り方や先入観を持たないで事細かく調べる姿がとてもマッチしています。入間と千鶴が文句を言い合いながらも段々に相手をリスペクトして行く姿がとても微笑ましく感じます。きっと2人は良い雰囲気の関係に発展して行くのではないかと期待しています。 50代 女性
坂間さんが裁判官として次々と処理していく公判は、傍聴マニア達には「ベルトコンベアー裁判製造機」や「駄作」とか言われて不評だったけど、同じ裁判をみちおさんが担当したら、短編小説のような「名作」も生まれるのかな。坂間さんの妹・絵真さんは、石倉書記官と会った時はそのルックスの良さに「結婚を前提に姉をよろしく!」と凄まじい速さで握手してたのに、事件が終わる頃にはお姉ちゃんとみちおさんの食事の場をセッティングしちゃって、あの短期間で見る目が鋭いですね。駒沢部長の「二人の化学反応が楽しみ」ってにんまりした言葉を聞き逃さなかったのはさすが。少年の刑事事件を担当し、悲しい真実を暴いて罪を裁かなくてはいけないのは悲しかったけど、坂間さんの涙は、裁判官としての成長の証へとなるのでしょうね。 50代 女性